M-BIC

学生を対象にしたモビリティ活用のビジネスアイデアコンテストです。
大学のメンバーや企業のメンターと共に、モビリティやビジネスについて学び、議論し、新しいアイデアを提案してください。
東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構と同志社大学モビリティ研究センターが主催しています。

THEME

コンテスト課題

What is M-BIC

■「自動運転」とは、車両を運転する「ドライバー」が車両に搭乗せずに車両を走行させることを指します

・遠隔運転も含みます。必要に応じて人が何らかのサービスを担うことは可能です。
・既存の4輪車の自動運転には限りませんが、地面を走る移動体を主とします。(ドローン等地面を走らない移動体と組み合わせることも可能です)
・人を運ぶ/モノを運ぶといった用途は限定しません。

■「技術を活用」とは、自動運転車そのものや、自動運転技術の適用・応用、自動運転から生み出される副産物(データなど)を用いることを指します。
提案内容を自動車や輸送に関わる業界に限る必要はありません。

・自家用車、移動サービス、物流等に自動運転を利用することによって、発展・新展開を見せるようなビジネス
(例:小売、不動産、医療、農業、広告、金融などすべての業界)を含みます。
・自動運転車を使用する、あるいは自動運転技術を適用・応用することで、今までには存在しない、全く新しい種類のサービスや商品を提案することも可能です。

■「革新的」とは、従来の置き換えや延長線上にないアイデアを指す

・全く新しい商品・サービス・ビジネスプロセスや、既存の商品・サービス・ビジネスプロセスの非連続的な向上を含みます。
・様々な種類の自動運転技術が実現した社会における、革新的な産業のあり方・事業のあり方・市場のあり方・社会のあり方などの革新の提案を含むことも可能です。

■「ビジネスプラン」とは、「価値提案・顧客セグメント・チャネル・顧客との関係・コスト構造・収益の流れ・主要活動・リソース・パートナー」のセットを指します。(ソーシャルビジネスを含む)

■現在の法制度の中では実現出来ない提案でも構いません。その場合は新たな法制度や既存制度の変更提案、または課題の提示などを含めてください。

■提案するビジネスによって、どのように社会や顧客の生活・体験が変化するかをできるだけ具体的に説明してください。

CRITERIA

審査基準

■新規性・進歩性

■自動運転技術を使用する必要性

■分析の深さ(市場分析・技術分析・社会受容性・法制度上の課題の整理など)

■想定する将来におけるビジネスのフィージビリティ(実現性・市場規模・持続可能性)

■社会や顧客の生活や体験がどのように変化するかを具体的に描けているか(誰がどのように幸せになれるか)

SCHEDULE

スケジュール

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JUDGE

審査員

最前線に立つビジネスパーソンや省庁の方が審査を行います

  • 前田 紘弥

    前田 紘弥

    株式会社アーバンエックステクノロジーズ
    代表取締役

    東京大学卒業後、三菱総合研究所にてインフラ関連の民間企業へのコンサルティング業務に従事。2019年10月からは東京大学生産技術研究所特任研究員として、機械学習や画像処理手法を用いたインフラ点検の効率化に関する研究を推進。2020年4月に株式会社アーバンエックステクノロジーズを創業。未踏AD2020。博士(工学)。

  • 前田 翠

    前田 翠

    株式会社オープンハウスグループ
    総合推進本部 事業開発部

    東京大学卒業、同大学院修了後、国土交通省にて東日本大震災の復興事業に従事。堤防整備工事、高速道路・交通ターミナルの整備効果検証など幅広い業務を担当。その後事業会社にて、ふるさと納税を活用した地方創生プロジェクトの立ち上げ、財団法人の設立と運営など、公共性の高いプロジェクトを牽引。現職では、地方での不動産開発事業を推進。

  • 和田 幸子

    和田 幸子

    株式会社タスカジ 代表取締役

    横浜国立大学経営学部卒業後、富士通に入社しシステムエンジニア、新規事業開発などを担当。フルタイムワーキングマザーとしての課題認識に基づき、2013年に起業。家事代行マッチングサービス『タスカジ』を運営。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。現在は、地方自治体や企業などとの新しい取り組みや、教育機関をはじめとした講演活動など、活動の幅を広げ、「核家族から拡大家族へ」を合言葉に日々奮闘中。日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018「働き方改革サポート賞」受賞。

  • 赤木康宏

    赤木 康宏

    名古屋大学 未来社会創造機構
    モビリティ社会研究所 特任准教授

    自動運転車の走行システム研究・開発が専門。特に市街地でのラストマイル自動運転を実現するための研究を行い、「ゆっくり自動運転」を社会実装するための車両開発・実証実験を実施。名古屋大学COIゆっくり自動運転グループ運転知能構築ユニットリーダー、名古屋大学発ベンチャー(株)エクセイド取締役・CTO。博士(工学)。

  • 宇佐見潤

    宇佐見 潤

    デジタル庁 統括官付 参事官付 主査

    自動車メーカーにてITSの普及に向けた業務に従事。2022年1月 デジタル庁入省。現在に至る。

FAQ

よくあるご質問

Q. 自動車や自動運転に関する知識が少ないのですが、エントリーはできますか?

A.
できます。
メディアなどで公表されている情報などはある程度参照頂きたいと考えていますが、自動運転技術に関するより詳しい情報は「勉強,交流,議論イベント」を通じて主催者側から提供していく予定です。
また、今回の審査の重点はビジネスのアイデアに置かれていますので、自動車や自動運転に詳しくなくても審査で不利になることはありません。

Q. いくつもアイデアがあるのですが、複数のアイデアのエントリーはできますか?

A.
複数のエントリーはできませんが、複数のアイデアをひとつのパッケージにまとめ、1つのエントリーとして応募することは可能です。
なお、応募の時点から検討が深まり、応募時点のアイデアと最終発表のアイデアが結果的に異なることは問題ありません。

Q. 1人でのエントリーはできますか?

A.
できません。
2人以上4人以下の学生および顧問の先生のチームでの応募をお願いします。

Q. 大学横断のチームを作ることはできますか?

A.
条件付きで可能です。
学生メンバーの連絡代表者と顧問の先生は同じ大学等に所属している必要があり、加えて顧問の先生が各チームメンバーの身分を保証できることが条件になります。

Q. どのような人が顧問になれるのですか?

A.
学生メンバーの連絡代表者と同じ大学に所属している正規職員(期間雇用含む)で、全てのチームメンバーの身分を保証できる方が顧問になれます。

Q. エントリーの取消はできますか?

A.
エントリー期間内であれば、変更や取消が可能です。
書類審査通過後の取消はお控えください。

Q. 過去に発表済みのアイデア、または他のコンテストに現在申請中のアイデアで応募できますか。

A.
本コンテストへの応募は、原則として国内外で未発表のものを対象としています。

Q. 今回応募するアイデアの中に、将来特許を取りたいものが含まれていますが大丈夫でしょうか?

A.
このコンテストで発表することによって、アイデアが公知の事実となり、特許の申請が承認されなくなる恐れがあります。
特許を取る予定のある方は、事前に必要な手続きを行うか、今回の提案の中から特許に係る部分を除いてください。

Q. 書類審査の結果はどのように通知されますか?

A.
応募時に登録頂いた連絡代表者のメールアドレス宛に、2022/7/30(土)までにご連絡をします。
審査を通過した場合も通過しなかった場合もご連絡をしますので、期日までに連絡が無い場合は事務局にお問い合わせください。

Q. 学部生よりも大学院生の方が、審査上有利ですよね?

A.
所属や学年で審査の優劣がつけられることはありません。

Q. 受賞者はいつ決まりますか?

A.
2022/12/10(土)の最終審査会で決定します。

Q. 勉強・交流・議論イベントとは何ですか。

A.
自動運転やビジネスモデル立案に関する基礎的な知識の紹介、他のチーム・実業界等のメンバーとの交流・議論ができるイベントです。
関東と関西にて複数回開催する予定です。
参加は任意ですが、アイデアを深める良い機会ですので、奮ってご参加ください。

Q. 中間プレゼン会とは何ですか。

A.
2022/10/10(祝・月)に開催される、それまでの成果を発表するイベントです。
内閣府等が主催する自動運転に関わる国際ワークショップであるSIP-adus WSの併催イベントとして開催されます。
本コンテスト関係者のみならず、SIP-adus WS関係者も聴講できます。

Q. 最終審査会とは何ですか。

A.
2022/12/10(土)に開催される、コンテストの最終発表並びに順位や各賞の決定を行うイベントです。

Q. 中間プレゼン会や最終審査会への参加は必須ですか。

A.
必須です。参加できない場合、賞の対象から除外されます。

Q. それぞれのイベントは、現地開催ですか?オンラインで参加できますか?

A.
現在のところ、コンテスタントには現地での参加をお願いしています。
中間プレゼン会および最終審査会について、聴講者にはオンライン配信をする予定です。
ただし、新型コロナウイルス感染状況やその他の状況により、開催形式については今後変更される可能性があります。
最新情報はこのwebサイトや公式SNSで発信します。

FLOW

エントリーの流れ

応募資格
大学生・大学院生・高専生の方(応募時30歳未満まで)
日本語または英語でのプレゼンテーションができる方
2名以上4名以下の学生及び顧問の先生のチームで応募ができる方

ページ下部よりエントリーシートをダウンロードし、 下記内容を記載いただき、mbic@its.iis.u-tokyo.ac.jpまでメールにてご送信ください。

はじめてエントリーをする場合はメールの題名を「M-BICエントリー_XXX(チーム名)」としてください。
一度エントリーをしたあとの変更は、エントリー期間内に限って受け付けます。
その場合はメールの題名を「【変更】M-BICエントリー_XXX(チーム名)」とし、本文に変更点を記載してください。

エントリーの流れ エントリーの流れ

DESCRIPTION

エントリーシート記載内容

■基本情報

・チーム名等
・メンバーの氏名・所属・連絡先
・顧問の先生の氏名・連絡先    等

■提案概要(合計500文字程度)

・ビジネスプラン名(仮)
・ビジネスプランの特徴
・対象顧客
・顧客課題・提供価値
・自動運転の活用法
・コスト構造
・収益構造    等

エントリーシート記載内容イメージ
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